乾癬の治療
患者さんの症状の程度や生活様式など考えて、外用療法、内服療法、紫外線療法を単独あるいは組み合わせて行います。外用薬としては、ステロイド、ビタミンD3、内服薬としてはビタミンA誘導体(レチノイド)、免疫抑制剤(シクロスポリン、メソトレキサート)を使用します。また、最近ではPDE4阻害剤の内服や生物学的製剤を点滴または皮下注射によって投与するという大変効果的な治療が行われるようになりました。
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紫外線療法(ナローバンドUVB、エキシマライト)
日常生活で注意する点
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皮膚への刺激をなるべく避ける。衣類は柔らかい生地のものを身につけるようにようにして、かゆみがある場合はかゆみ止めの薬を内服する。
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風邪や扁桃腺炎などの感染症にかかると悪化することがあるので、なるべく感染症にかからないように気をつける。
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ストレスをためないようにする。肉体的・精神的ストレスは乾癬を悪化させる原因になるので、スポーツ、趣味などで気分転換するようにしてストレスを発散させる。
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食生活に注意する。肉類・脂肪分などのカロリーの高い食事や香辛料などの刺激の強い食べ物はかゆみを増すので避ける。アルコールや喫煙もなるべく控える。
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入浴やシャワーは毎日行い清潔を保つ。ただし、ごしごしこすったり、体を温めすぎるとかゆみが増すので注意する。入浴後は出来るだけすぐに薬を外用する。