【 茶ぐま】
メラニン色素が色素沈着をして茶色く着色している状態で、上下のまぶた全体に広がっていることもあります。アトピー性皮膚炎や化粧品のかぶれ、アレルギー性結膜炎、花粉症などで、炎症を繰り返していることが原因となります。
治療法
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炎症がある場合は適切な抗炎症剤の外用を行います。
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トレチノイン(レチノイン酸)の外用
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ハイドロキノンの外用
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高濃度ビタミンC誘導体の外用
【 青(紫)ぐま 】
血行不良により、まぶたの下の静脈がうっ血すると皮膚が青く見えてしまいます。また、下まぶたの皮膚はもともと紙のように薄く、さらに加齢とともに皮膚が薄くなったり、頬上の脂肪が減少、下垂したりすることで、下の筋肉の色が透けて見えてしまうことも原因となります。
治療法
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ロングパルスヤグレーザー(ジェネシス)照射治療法
コラーゲン線維を作る細胞をレーザー照射で刺激して活性化させます。これによりコラーゲンの増生が促進されます。その結果、目元にハリが出てきて目の下のたるみが解消されてきます。さらに血管の増生を促し、血流を改善させます。
【 黒(影)ぐま 】
目の下の脂肪がもともと多かったり、眼球を支えている靭帯が加齢ともにゆるみ脂肪が押し出されて目の下が膨らみ、影を作って黒く見える状態です。
治療法
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美容外科的手術(当院では行っていません。)