粉瘤(アテローム)

診療概要 (

お悩み・症状別

皮膚科診療ではしばしばみられるありふれた疾患で、患者さんから脂肪のかたまりができたとの訴えでクリニックを受診されることがよくあります。実は脂肪のかたまりではなくて皮膚の中に袋状のものができて中に皮膚の垢や皮脂が溜まってかたまりのようになっている腫瘍です。通常自覚症状はありませんが、時々炎症を起こして赤く腫れて痛みを伴うこともあります。

治療法

基本的には良性腫瘍なのでそのまま放置でも問題はありません。ただしある程度大きくなると見た目の問題や圧迫などによって違和感が出ることもあります。また、炎症を起こすと特に臀部にできた場合などは強い痛みを生じることもあります。炎症を起こしている場合は、局所麻酔下に皮膚切開を行い内部の膿を排出します。炎症を起こしていない場合はメスやハサミなどを使って腫瘍を袋ごと取り出す手術を行います。

当院では、へそ抜き法(くり抜き法)という手術後の傷をなるべく小さくする手術法も行っています。円筒状のメスで粉瘤の袋に穴を開け内容物をもみだしながら最終的に袋も引き抜く方法です。ただし場合によってはへそ抜き法が不向きなケースもありますので診察でへそ抜き法が可能かどうか判断する必要があります。

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